2/4(木)、熊本県立こころの医療センターを視察。
近年、うつや自殺、ひきこもりや不登校など、「こころ」をめぐる問題が多様化・深刻化し、精神科医療の役割がさらに大きくなっている。
しかし、国の医療費抑制策や社会的医師不足による医師確保の困難、さらに自治体の財政悪化により病院経営が厳しくなってきている。
H21年度まで2度の経営改善計画を策定(公立病院特有の人件費比率が高い問題、新病院建設の企業債償還金、減価償却費等の費用増加のため)
収益的収入および支出(H20年度決算)
・総収益 14億8200万円、 総費用 14億5900万円
・一般会計からの繰入金 8億7100万円
H21年3月に「中期経営計画」策定し取組みを開始。
医師確保(熊本大学との連携)による治療体制の整備、一般会計からの繰出金に過度に頼らない運営と収支の均衡を目指している。
≪病院の概要≫
心療科目・・・・・精神内科・神経科・内科・呼吸器科
病床数・・・・・・・200床(精神科190床、肺結核合併症10床)、*50床は休床(老人治療病棟)
病院局として 計91名
診療部・・・・・・・25名(医師4名 非常勤医師7名ほか)
看護部・・・・・・・54名(看護部長1名、 外来5名 病棟48名)、 看護15対1
1日平均入院患者数 120.5人(H20年度) 病床利用率 80.4%
1日平均外来患者数 98.7人(H20年度) 新規外来患者数 99人(前年度441人減)
こころの医療センターでは、H20年4月より地方公営企業法の全部適用に移行。
県内の精神科医療の中核的病院として、急性期治療からリハビリテーションまで精神医療サービスを提供している。
民間病院では対応が困難な患者の治療を行い、最終的な受け皿の役割を果たし県内精神科医療のセーフティネットとしての取り組みを実施。
患者の早期社会復帰・社会参加を図っています。
≪主な取組み≫
・民間精神科病院では受入困難な 殺人・傷害等を犯した触法患者、覚醒剤中毒者等の受入。
・感染症肺結核合併症、アルコール等薬物中毒・依存症など専門性を要する患者の受入。
・民間精神科病院や一般科病院、福祉施設関係等からの依頼患者の受入。
・重篤な急性期症状の患者の受入。
・夜間や休日等の救急患者の対応。
・24時間対応の診療体制

太陽と緑に包まれた自然環境を生かし、開放的で明るい病院です
人権の尊重、プライバシーへの配慮、ゆったりした室内構成です

中庭(あじさい広場)を囲む通路は、窓から陽が差し込んで明るく開放感抜群
この通路から各病棟・管理棟や多目的ホール(体育館)に連絡しています
急性期治療病棟(東2病棟): 50床
総合治療病棟(西1病棟): 50床
社会復帰病棟(西2病棟): 50床 運用病床 合計 150床(50床は休止中)

