No.194 放出下水処理場・上部利用施設の市民農園について

1/10(月)、地域の訪問挨拶の折、市民農園について相談を受けました。

放出下水処理場の上部利用で約6年前から市民農園を提供しています。この管理委託は大阪市経済局の外郭団体が行っていますが、この度の外郭団体の見直しで市民農園が閉鎖されるので、なんとか存続できないかとのことでした。この方をはじめ多くの皆様が、作物づくりを生きがいに楽しんでおられます。早速翌日、現状がどのようになっているのか関係局から説明を聴取しました。

そして、1/13(水)、現地調査・視察(放出下水処理場)に行ってきました。

● ● ● 視 察 報 告 ● ● ●

放出下水処理場の上部利用施設(屋上庭園と市民農園)

■下水の高度処理水を利用したせせらぎ、下水汚泥焼却灰をリサイクルした

透水性レンガを使用した遊歩道、芝生広場があります。

屋上庭園(芝生広場)です。

■ ベンチなどの休憩場所を設けて市民の憩いの空間があります

庭園と放出せせらぎの里(下水処理水を有効利用しています)

■下水処理場の上部利用施設としては、全国ではじめてです!

市民農園は1区画が20m2です。 

 1区画の利用料金は年3万5千円(税込)利用者を募集して貸し出しています。148区画を貸し出しています。

 ・ ・ ・  一  言  メ  モ  ・ ・ ・
 市民農園は利用者を募集して6年目を迎えています。都市にいながら土や水に直接触れ、自然に親しめる空間を創出しています。利用者には大変好評であるにもかかわらず、突然市民農園を閉鎖する方針に納得されていません。このことは、行政の一方的な理由による事であり憤りを感じています。全くとんでもない話です。存続に向けて、建設局・経済局と協議中です。

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