No.266 市営古市東住宅でゲリラ豪雨対策で現地立会

9/16(金)、大阪市営古市東住宅でゲリラ豪雨の対策改善で現地立会を実施しました。

8/27(土)に1時間当たりの降雨量が77.5mmの記録的豪雨で、大阪市域は大きな被害を受けました。市営古市東住宅でも1階通路が浸水する被害が発生し、玄関口近くまで水位が上昇。地域住民の皆さまから改善策の要望がありました。

古市東住宅・集会場にてゲリラ豪雨対策について意見交換

◆屋上からの排水管が住宅の1階通路側に雨水桝設置されています。この度のゲリラ豪雨で、会所桝から排水できない雨水が廊下に溢れだし、床上浸水 の被害になる寸前でした。

古市東住宅3号棟・1階廊下 
 古市東住宅・6号棟

◆住宅のエレベーターホール横に雨水桝が設置され、屋上からの排水が流れてきます。普通の降雨であれば問題はありませんが、この度のゲリラ豪雨で、会所桝から排水できない雨水が通路に溢れだし、エレベーターにまで浸水して来ました。

古市東住宅・3号棟エレベーターホールにて
古市東住宅・8号棟エレベーターホール

。。。一言メモ。。。
1時間に77.5mmの降雨量があり想像を絶する事態になりました。住民の皆さんから電話で状況説明を受け、大阪市都市整備局、住宅管理センターと現地で状況確認をし改善策を協議することにしました。住宅管理センターは、この度のゲリラ豪雨でどのような問題が発生したのか全容をつかみ切れていませんでした。現地立会で問題点は一目瞭然でした。改めて”調査、現場確認の重要性”を実感しました。ゲリラ豪雨の改善策について、大阪市都市整備局、住宅管理センターで早急に検討をして頂いています。

。。。住宅敷地内に優れモノ発見!。。。
古市東住宅の敷地には、「透水性コンクリート舗装」もされており、雨水を舗装の下の路盤部分に貯水できる仕組みが施されています。下水本管に雨水が一気に流入しない様に、少しずつ排水できるようになっています。市営古市東住宅の皆さんは「透水性コンクリート舗装」の事を知らなかったようです。素晴らしい機能がある事に感心されていました。

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