No.307 財政総務委員会で市政改革プラン(素案)・陳情書で議論

5/22・23の2日間、財政総務委員会を開催し、陳情書並びに市政改革プラン(素案)について、審議しました。

区民センター、そして、男女共同参画センター(クレオ大阪)について議論をし、クレオ大阪については、橋下市長に「クレオ大阪5館を廃止するのではなく、男女共同参画施策事業の拠点施設として5館の活用すべきである」と質疑をしました。

◆ 区民センターと男女共同参画センターについて質疑
      市政改革プラン(素案)について質疑 (第一委員会室にて)

◆ 男女共同参画センター(クレオ大阪)について、
      明石質問に応える橋下市長
  答弁する橋下市長 

◆ 橋下市長に対しての質疑
国の「第3次男女共同参画基本計画」では、男女共同参画社会の実現に向けて推進体制の強化を図る事が明記されています。機能だけでなく活動拠点施設の充実を求めています。
拠点施設としてのクレオ大阪と、クレオ大阪において培われた地域・団体・企業としてのネットワークなどの無形の財産を切り離すことなく一体的に活用すべきである。大阪市を8~9のブロックとなり中核市並みの機能を持つ特別自治区を目指すのであれば、8~9の男女共同参画センターが必要となります。現存するクレオ大阪5館を活用すべきと考えるが、市長の見解を伺いたい。 

◆ 橋下市長答弁
国の「第3次男女共同参画基本計画」について、漫然と税金を使うことになり国の決定には不満を持っている。
クレオ大阪で男女共同参画施策について、機能を見直し柔軟に区役所とクレオ大阪で実施することの役割分担をしていきたい。
クレオ大阪5館の重要性は認識している。現在のやり方を一度見直し、機能を維持しながらしっかりと検討していく。
市設建築物のファシリティマネジメントに基づき、適正配置、多機能化するなど現在問題のあるところは検討したい。委員ご指摘の通り見直し考えをより慎重にしていきたい。

 ≪ 参考資料≫
 http://bit.ly/MqgdVu ← 市設建築物のファシリティマネジメントの取組みについて

 一言メモ・・・
クレオ大阪の機能面を更に見直しすることは必要であると感じています。

現在、クレオ大阪5館のうち1館はセンター機能として存続させるとの考えに大阪市は変わってきています。

26年度に残り4館廃止ありきではなく、国の男女共同参画基本計画にあるように活動拠点施設と機能の充実を図る事が必要です。

今後、4館を更に多機能化するなど市設建築物のファシリティマネジメントの観点から適正配置について慎重に検討するとしていますが、区役所に移せない機能をどう存続させるのか?また、区役所等にどれだけのスペースが空き、男女共同参画センターの再整備が可能であるのか?費用的な問題はないのか?など具体的な計画を見ないと判断できません。

そして、この度、市会議長・市会副議長は女性です。この時にクレオ大阪を廃止することは考えられません。

男女共同参画センターの機能・活動拠点について、しっかりと議論していきたいと思っています。

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