No.316 文教経済委員会・行政視察

8/22、23、北海道美唄市、小樽市、三笠市へ文教経済委員会の行政視察に行ってきました。

◆アルテピアッツァ美唄を視察
美唄市議会の議長並びに施設運営者からの説明後、文教経済委員長として挨拶 (中央 本人)

         写真全面は池になっています・・・

◆ 美唄市出身の『安田侃(やすだかん)』氏の彫刻を廃校跡の小学校に配置し、文化芸術施設として再整備されています 
校舎の二階部分にも多くの作品が展示されていました。 
校舎の一階部分は幼稚園として運営されており、非常に人気のある幼稚園となっています。

 

 。。。一言メモ。。。
廃校した小学校跡を有効利用され、体育館や校舎そして学校周辺の土地を購入した敷地に安田侃氏の彫刻作品を随所に配置されています。自然豊かな環境の下、芸術あふれる公園に整備し身近で作品に触れることができます。

大阪市ではこのような広大な自然の中での文化芸術施設は難しいですね・・・
安田侃氏の作品の一つ一つについて、説明書き等がないのが非常に残念でした。

◆小樽市総合博物館を視察
 小樽市総合博物館にて・・・
 分館の運河館にて・・・

 。。。一言メモ。。。
小樽市総合博物館は、旧小樽市交通記念館に小樽市博物館と小樽市青少年科学技術館の機能を統合し、総合博物館として再構築されました。

民間譲渡も選択肢の一つとして考え協議されましたが折り合いがつかず。国の重要文化財もあり、どう生かしていくのか思案され最終的に統合を機に小樽市の直営で運営されています。 

 観光客・リピーターをどう確保するのかが今後の課題ですが、懸命に知恵を出し合い頑張っておられます。

◆三笠市の小中一貫教育を視察
 文教経済委員会・委員長挨拶(三笠小学校にて)
 三笠小学校の外国語(英語)授業を視察

 。。。一言メモ。。。
外国人講師による英語授業は小学校一年生から実施されています。英語に慣れ親しむ環境整備されています。文部科学省の教育課程特例校の指定を受け実施されています。

 H23年度から、学校の統廃合を機に小中一貫教育を市内全域で実施されています。従来の地域密着型の学校運営が困難な状況であり、地域事情の異なる地区の統合により学校経営が難しくなっていることから、H24年度から「小中一貫コニュニティ・スクール(学校運営協議会)」を設置されています。学校の情報発信の場として重要な位置づけになっています。学校に対して発展的な意見はあっても学校や教師に対しての苦情などは無いとの事でした。

大阪市がこれから実施しようとしている「学校協議会」とは少し内容が違うように感じました。

 ≪  参 考  ≫
大阪市学校活性化条例より(H24年7月30日公布・施行) 
第9条(学校協議会)
保護者や地域住民等が連携・協力し、学校の運営に参加するとともに、保護者等の意向を反映するため、各学校に学校協議会を置くこととします。

学校協議会は・・・
 ①運営に関する計画の策定に当たり、校長に意見を述べること
 ②学校関係者評価を実施すること
 ③学校における教育活動を支援する取組に関すること
 ④指導が不適切である教員に関して校長に意見を述べること
 ⑤校長の求めに応じ、学校の運営に関し意見を述べることに携わります

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