No.342 文教経済委員会で大阪市立青少年センターを実地調査

3/8(金)、文教経済委員会の実地調査で3か所の施設を視察しました。

   ①青少年センター(こども青少年局)
   ②愛珠幼稚園(こども青少年局、教育委員会事務局)
   ③天王寺・美術館(ゆとりとみどり振興局)

◆青少年センター
ワークショップフィールド
音楽スタジオ(レコーディングスタジオ)

≪ 参 考 ≫  
http://bit.ly/SvFguq ← クリックしてください。(青少年センターHP)

 。。。一言メモ。。。
青少年センターは、指定管理者制度で㈶大阪ユースホテル協会が施設の管理代行料・年間5400万円 で施設運営をしています。大阪市は指定管理者制度の更新期限であるH26年度末、つまりH27年3月末をもって廃止したいと考えています。この考え方には賛成できません。 青少年センターは、1階から8階まで文化ゾーンに美術工房、練習発表室(200席)、音楽スタジオ、音楽練習室、ダンス練習室、企画政策室、会議室など、9階から10階の宿泊ゾーンは新大阪ユースホステルとなっており、H16年に約72億円の市単費で建設されました。大阪市の管理代行料にユースホステルは含まれていません。大阪の玄関口である新大阪駅から徒歩5分という立地で、宿泊定員が126名、客室は23室ありバリアフリー室(定員2名)も好評です。年間約2万人の利用があります(約半数が外国人)。新大阪ユースホステルは国際ユースホステル連盟利用者アンケートでは世界ランキング「第1位」となっています。清潔感溢れる客室であり人気のあることが実地調査で良く理解できました。 音楽・ダンス・演劇などの練習、CDやミュージックテープの制作できるレコーディングスタジオ、そして、講演や発表会などに利用できる約200名収容のホールも備えています。その上、126名の宿泊施設ユースホステルも兼ね備えているので、学校やサークル・グループの合宿活動にも最適です。年間の利用率も60%を超えています。このような形態の施設で利用率60%は業界では良好であるとされています。大阪市こども青少年局は、青少年センターの機能を廃止しても、大阪市旭区にある”芸術創造館”や民間施設で補うことが出来ると考えていますが、年間利用者数約20万人を全て受けることは出来ません。本当に他の施設で補うことが出来るのかどうか解りません。青少年センターに代わる代替機能がどこにあるのでしょうか。とんでもない話です。こども青少年局は実態調査もせずに納得できる根拠はありません。 青少年センターの廃止は、青少年のモノづくり、人との交流・出会いの場を奪うことになってしまいます。
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旭区の芸術創造館も3/7に視察させて頂きました。青少年センターとの役割分担も出来ていることを確認しました。青少年センターは色々な設備環境を整えた施設です。様々なジャンルや人との出逢いがあり、音楽やダンスなどチャレンジする中で、新しい自分を発見することができ、多くの人に喜びと感動を生む作品を創りだし発信することが出来る施設です。

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