No.367 財政総務委員会視察

◆アオーレ長岡に視察(新潟県)
シティホールプラザ「アオーレ長岡」は、JR長岡駅前に位置し、建設地の旧厚生会館跡地を利用しています。かつてこの場所に長岡藩が城を構えていたそうです。領主と領民の垣根が低く、両者が一体となって藩を盛り立て、いわば、「市民協働」の先駆けともいえる長岡藩の精神この精神を建物全体で表現した現在のシンボルとなる施設です。設計は、日本を代表する建築家”隈研吾さん”によるものです。コンセプトは、生活の温もりと人々のにぎわいにあふれた「まちの”中土間(ナカドマ)”」。

※ナカマドとは屋根付き広場
あらゆる世代の多様で自発的な活動を実現する場として、また、市民活動の「ハレの場」として、誰もが憩い集う『市民交流の拠点』として、長岡の発展のためにぎわいの新空間となっています。身近な手続きを集約した市役所の総合窓口を1階に集約し、JR長岡駅と大手スカイデッキで直結されています。人が出会い、交流が生まれ、絆が深まる場として、新しい長岡の顔・協働と交流の拠点”アオーレ長岡”が誕生しました。

◆資源活用した作りです・・・(ナカマド大屋根) 
雪国においても、天候に左右されることなく、まちの活動の幅を広げる環境制御システム機能を備えた大屋根を整備します。
・雨水循環型環境制御システム(融雪・遮熱・ガラス清掃)
・可動式太陽光発電・換気システム(発電・屋根下熱だまり解消)


環境負荷軽減に対する配慮

●太陽光…屋根に可動式の太陽光発電パネルを設置。屋根の開閉で発電(10kW)と換気
●雨水・融雪水…雨水をトイレ洗浄や大屋根清掃、融雪に利用。融雪水は繰り返し使用
●屋上緑化…地球温暖化の防止と環境意識の向上
●天然ガス…長岡産の天然ガスで熱と電気を作り、施設内に供給

◆議場も一階にあり来訪者も通路側から議会の状況を確認でき、開かれた議場となっていました。 
◆ 市民交流ホール
災害時の対応などを考慮し、床が進入路とフラットに設計されています。
◆財政総務委員会メンバーと事務局・関係者

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