No.19 放置自転車問題について

一般国道1号線の蒲生四丁目~関目高殿交差点区間で、地中電線共同溝工事が実施されました。歩道部分は、従来よりかなり拡幅され通行しやすくなりました。多くの市民の皆さんが喜んでおられます。しかし、残念なことが2点あります。

  • 一つ目は、歩道が拡幅されたことで、放置駐輪が増加したこと。
  • 二つ目に、地中電線化の共同溝工事(土木工事)が完了していますが、架空線(関電・NTT等)を地中にある共同溝に移設するのに2年以上かかることです

特に、放置自転車の増加で、高齢者や障がい者等の皆さんが通行するのに困っているとの声がありました。 先日、国土交通省の大阪国道事務所の課長さんにも、これらの問題点を伝えました。なんとか問題解決に向け対策を検討して頂きたいと訴えています。

国道1号線の蒲生四丁目~関目高殿交差点区間の歩道・車道の管理は国土交通省(大阪国道工事事務所 北大阪維持出張所)で行っています。つまり、大阪市に管理を移管されていません。市道は大阪市建設局で管理し、国道は国の管理です。まさしく二重行政です。大阪市と国とでは歩道整備の基準が異なり、支障をきたしている点もあります。

地中電線共同溝は地震・防災面から考えても、非常に有効な施策です。しかし、新たに整備することで「放置自転車問題」を誘発してしまうことは、誠に残念な事です。施工前にもっと地元行政である大阪市との綿密な協議のもとに、実施計画に生かすべきです。二重行政の問題点です。

  • また、整備された歩道のセンター部分に、白色のラインがあるようにみえるため駐輪スペースに思われているかもしれません。
  • 歩行者と自転車道の区分はされていないと大阪国道事務所から説明を受けています。

駅周辺・商店街・銀行・ショッピングセンターなど、放置自転車の問題は深刻です。

今の状況より安全に通行できるように・・・・・・・

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