1/21(木)、民間移譲される”北市民病院”を視察。
平成22年4月1日(予定)から、北市民病院の土地を50年間、定期借地権により貸し付ける「条件付一般競争入札」を実施した。
選定委員会で、応募書類について総合的な観点から審査を行い、一定の水準を満たした応募者(2事業者)を選定した。
その2事業者で入札を実施し、入札参加者は、最低月額賃料 金 2,773,000円以上で、最高額を入札した者を移譲先事業者として決定する。
入札結果(1/7入札実施)
社会福祉法人 大阪暁明館(共同応募者 医療法人伯鳳会)が、
入札金額 金 12,556,000円 で落札した。
概 要 について
現在の北市民病院を解体撤去し、平成25年4月に新病院を開院する。
新病院は鉄筋コンクリート造11階建て、482床(大阪市から150床移譲含む)
18診療科体制と救急部、緩和医療
救急体制は、24時間 365日受入体制
2次救急医療の提供(実質2.5じ対応)
北市民病院は、3月20日から閉鎖される。
現在、外来は11診療科体制。
入院科は、内科 結核 緩和 小児科 で35名(1/14現在)
結核医療については、患者や医師、看護師などのスタッフは
全員 “十三市民病院” に2月1日に移動する予定です。
「大阪市の市民病院改革プラン」には、
市民病院の役割として、
民間医療機関では対応が困難である医療や、地域において不足している医療の提供を、行政の施策として実施する必要があるとしています。
市民病院の再編・ネットワーク化を進める中、地域医療との役割分担・連携を図りながら、北市民病院の公的機関としての見直しを図ったわけである。
地域医療体制の確立と大阪市の土地有効利用を同時に行った。
月額賃料が予定価格の約5倍で落札したことが、将来の病院経営に影響しなければいいが・・・・
地域医療のために落札事業者には頑張ってほしい。
地元の青江議員は、これでやっと365日24時間の救急体制が整うと喜んでいました。