2/5(金)、熊本市にある 医療法人 聖粒会 慈恵病院で取組みを実施されている“赤ちゃんポスト”を視察。
2004年に蓮田理事長が、” ゆりかご ” のモデルとなるドイツへ視察。取組みを学んで来られた。
2007年5月に ” 赤ちゃんポスト ” を開設。
様々な事情で親が養育できない新生児を匿名で受け入れる「こうのとりゆりかご」を設置。
” 命の救済 “ ” 親の子捨て助長 “と いう世論を二分し、全国的に賛否両論の議論が巻き起こった。
2007年5月開設以降、2年半で51人の乳幼児が預けられた。
51人のうち、39人は親の居場所が判明している。
九州・沖縄13人、関東11人、中部6人、関西4人など。熊本県内ゼロだった。
赤ちゃんポストの運営に対して、国や県及び市からの助成金はない。
≪ 相談体制 ≫
慈恵病院では、妊娠・出産・養育 ひとりで悩まないで・・・
24時間電話相談 SOS赤ちゃんとお母さんの相談室
0120-783449(なやみよしきゅう)
24時間の相談体制は、田尻看護部長中心に3名で実施されています。
≪ 参 考 ≫
熊本県立大学編著 「こうのとりのゆりかご」を見つめて 熊日新書(定価1000円)
” 赤ちゃんポスト ” 誕生に向けての生みの苦しみ、教育・行政・法律・報道などの観点から
現状を整理し伝えている。