5/19(水)、UR都市再生機構・森之宮団地の3・4号棟耐震改修工事を施工に当たり、緊急に申し入れを行いました。
URは耐震診断結果で、森之宮団地3・4号棟住宅階の Is値(耐震診断で建物の耐震性能を表す指標)について
Is<0.3であり、耐震性能をみると「住宅階の耐震改修を速やかに行う必要がある建物」という結果となり、
よって耐震改修工事を実施することに・・・・・・・。
地元住民の皆さんから、UR都市再生機構の耐震改修工事についての苦情があり、緊急にURの担当者と面談し申し入れを行いました。
居住者に対して、耐震改修工事の説明が十分でなされていないため、住民の皆さんが不安とUR側の一方的な説明に憤りを感じておられます。
森之宮団地の3号棟・4号棟から耐震改修工事を着手しますが、入居者全員退去して工事をするものではありません。
あくまで構造計算上、建物の耐震性が確保するために必要最低限の耐震改修工事であると見受けられます。
≪ 耐震改修工事の内容は ≫
● 鉄骨ブレース補強工事(住居部・室内側の外壁面に取り付け、
室内側の玄関扉面に取り付け)
● 耐震スリット新設工事(全住戸の中廊下面に1住戸当たり2か所施工、
ほかに一部施工個所あり )
● RC壁増し打ち補強工事(各階塵芥室、3号棟集会場)
● 外壁修繕工事
≪ UR都市再生機構の担当者と面談して ≫
●真剣に誠意をもって、居住者側の立場を尊重しているとは思えない。
UR都市再生機構の名が泣く。 誠に残念!!
●独立行政法人になった以上、今まで以上に居住者に対しての配慮、
サービス精神は必要ではないか。
●居住してもらいながら耐震改修工事を実施される。当初計画では、
試験施工の予定もなかった。
● ” 居住権 ” を振りかざすつもりはないが、あまりにも丁寧さ、親切さ、
誠実さがない。「協力してほしい」との言葉だけで済ませようとしていると
取られても仕方がない。
●居住者の実態調査もせずに工事を開始しようという姿勢は納得できないし、
住民からは不満の声が上がるのも当然である。
●6月初旬に「試験施工」を実施し、地元住民が立会をすることになって
いるので、その結果をしっかりと見極め再度申し入れをしたい。
※ UR都市再生機構に同行して頂きました ” 宮本さん ” 有難うございました。