No.127 宮城県美術館を視察

7/29(木)、宮城県美術館を視察。

大阪市においても美術館建設の準備室が設置され検討段階です。美術館の運営・文化施設としての在り方について勉強させて頂きました。 宮城県美術館では常設展や特別展を見るだけでなく、作ることによって美術を体験することができます。創作室には絵画、版画の制作や、木、金属、土などを材料とした制作ができるような道具と、具体的なアドバイスを行うスタッフもいます。 宮城県美術館は1981(昭和56)年11月開館し、来年30周年を迎えます。作品の収集は宮城県および東北地方にゆかりのあるものが中心となっています。

1990(平成2)年6月には、本館西隣に佐藤忠良記念館がオープン !
≪ 参考資料 ≫ ウィキペディアより 
佐藤 忠良(さとう ちゅうりょう、1912年7月4日 – )は日本を代表する彫刻家の一人。新制作協会彫刻部創立会員。生き生きとした女性像などをブロンズや木彫で表現している。福音館書店版の絵本『おおきなかぶ』の挿絵なども手がけている。桑沢洋子の親友でもあり、教育者として東京造形大学において創立より多数の後進の教育に携わる。女優佐藤オリヱの父である。

http://bit.ly/da18fB ← クリックしてください。(佐藤忠良氏について)

宮城県生まれの”佐藤忠良”氏から宮城県美術館に多くの作品が寄贈されました。そして、「佐藤忠良記念館」が約18億円で建設されたそうです。

宮城県美術館の事業について
 ●美術作品の展示や教育普及活動
 ●美術作品等の収集保存や調査研究
 ●広報活動(刊行物を含む)
以上の項目について説明を聴取しました。
※ 貯蔵品の活用を充実させることが大切。全国各地にある美術館のネットワーク作りが重要となり、合わせて職員のネットワークも重要である。大阪市が貯蔵している美術作品は非常に価値があり、常設展示で集客できる作品が多くあること。また、「特別展示より常設展示が重要である」とのご意見も頂きました。

Social Links