No.166 民間社会福祉施設での虐待事案について公表(ガイドライン策定)

この度、大阪市は 民間の社会福祉施設での虐待事案について、公表に関するガイドラインを策定しました。
「悪質かつ重大」と認めたケースについて施設名や虐待行為を公表し、適用は11月1日からで、このようなガイドラインは全国で初めてです。

※ 今年5月24日に開催されました民生保健常任委員会で、
『知的障がい児施設「すみれ愛育館の虐待等の事案」について』
質疑を行いました。

。。。 この明石質問により、実現しました!!。。。

明石質問に対して、平松市長は下記の通り答弁をしていました。
虐待は決して許されるものではなく、障がいのある方への人権侵害である。
●今回の虐待事案の報告までに時間がかかり過ぎた。悪質な虐待事案は積極的に公表し、虐待防止の意識向上に繋げる。
●本市が公表するという、虐待についての厳正な姿勢を明確にすることで、抑止の効果も期待できる。早急にルール化を作り、悪質な事案は公表する。

   ≪ 参 考 資 料 ≫

大阪市:全国初、虐待公表に指針 民間の社会福祉施設対象、来月から適用 /大阪

毎日新聞 より (10/29付け) 

大阪市は28日、民間の社会福祉施設での虐待事案について、公表に関するガイドラインを策定した。これまで民間施設での虐待事案は原則公表していなかったが、今後は「悪質かつ重大」と認めたケースについて施設名や虐待行為の内容などを公表する。適用は来月1日から。市によると、こうしたガイドラインは全国で初めて。
 市健康福祉局によると、市が所管する市内外の障害者施設や老人ホーム、児童養護施設、保育所などが公表の対象。これらの施設について、市は虐待を疑う通報を受けた場合などに立ち入り調査しており、虐待行為が判明した場合は社会福祉法や児童福祉法に基づき改善指導している。
 市は公表するかどうかを決めるため、市幹部で構成する「虐待等事案公表検討委員会」を新設。同委員会で、▽生命・身体に危険のある虐待行為があった▽施設に組織的な問題がある▽再発の恐れがある--と認められた場合、公表に踏み切るという。
 市内では今年4月以降、知的障害者施設の入所者が職員から暴力を受けて骨折するなど3カ所の社会福祉施設で虐待事案が発覚。市の担当者は「虐待が相次いだため、透明性の確保が必要と判断した」と話している。
※ 知的障がい児施設「すみれ愛育館の虐待等の事案」の質疑は

下記をクリックしてください。
No.108 民生保健委員会で「すみれ愛育館・虐待事案」の質疑 – 明石直樹オフィシャルサイト (akashi-naoki.net)

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